2016.04.07

老人ホーム紹介センター 〜失ってから気づくこと〜

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先日のブログ(3月22日)でお婆ちゃんのお見舞いに行った時に、僕にとってお気に入りの写真を撮れたことを書かせて頂きました。
そのお婆ちゃんが容態が急変し、昨日他界されました。

本日の午後からお婆ちゃんに会いに行きますが、持論ですが人の死から学ぶことが僕はたくさんあると思っています。大勢の方も人の死から学ぶことがあると思いますが行動に移せている人はごく僅かだと思います。

僕の場合、小学生の時に兄弟でお願いをして犬を飼ってもらいました。その犬は学生時代の僕を16年間支えてくれました。最愛の犬が亡くなって感じたことは、もっと色んな所に散歩に行ってたくさん抱っこをしてあげたかったということです。自分は学生だったので遊びたい盛りの時でした。雨の日以外の散歩は欠かせませんでしたが、散歩ともっと抱っこをして時間を共有したかったと後悔の気持ちがいっぱいでした。

そして、僕のお爺ちゃんが亡くなった時は、僕が高校生くらいの時でした。この時に感じたことは、無口なお爺ちゃんでしたが大人になり子供の頃の写真を見るとお爺ちゃんとの写真がたくさんあり、可愛がってくれてたんだな〜と大人になり分かることが多かったです。そして、もっと話をして戦争の話などを聞けば良かったと後悔しています。

僕はこの二人の死から学べたことは多く、特にお爺ちゃん、お婆ちゃんには今でも約2〜3週間に一度は必ず「元気か?」と電話をしています。お婆ちゃんはボケ防止のために、メールを練習しているのでメールもします。。お爺ちゃんの月命日には毎月お墓参りに行っています(自分の父よりお墓参りに行っている回数が多いという自負があります)。そして、約2ヶ月に一度は必ず時間を作って会いに行きます。この行為を続けて10年近くになりますが、お爺ちゃん、お婆ちゃんは孫たちが集まった時でも僕の名前ばかり呼びます。僕はもちろん嬉しいけど、周りの孫たちは名前を呼ばれないので良い顔をしません。でも僕は仕方がないと思っています。別に媚を売りたくて電話をして会いに行ってる訳ではなく、同じ後悔という気持ちをしたくなくて会いたくて会いに行ってるからです。それを他の孫たちは自分の遊ぶ欲求が勝ってしまい、会いに行かないから当然の出来事です。

今回のお婆ちゃんの死も思った以上に早かったけど、後悔しないために会いに行ってた行為が約二週間前になり、そこで偶々、僕にとっては最高のお気に入り写真が撮れて嬉しい思い出です。子供が大きくなった時もこの時の思い出を伝えることができます。

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