
2016.04.03
老人ホーム紹介センター 〜納得しないまま契約をしてはいけません!〜
先日、こんな出来事がありました。
とあるお客様が年金に余裕がありませんでした。するととある老人ホームが特別割引を少しして頂けるとのことでご家族様と見学に行き、ご家族様も条件と一致したのでお申し込みをしました。
別日に再訪問し最終確認をした際に、ご家族様は週に1回はリハビリを受けさせてあげたいと老人ホーム側にお伝えしました。
老人ホーム側はリハビリを実施するのであればこの金額になりますと…提示された金額が当初の特別割引価格より越えておりました。本当はここで費用があがることに対して理解するまで聞く必要性があったと思います。
しかし、家族心理としては、
やっぱり特別割引なんてないよね…貯金が底を尽きる前に老人ホームを変えればいい…
親の大変な介護をみてもらうのに、契約でこじれると相手が嫌な気持ちになるだろうな…
などなど色々あります。
上記の出来事で悩んでいるということは私が入居前に必ずお客様にお電話を実施しておりますが、その中でご家族様が打ち明けてくれて判明した出来事です。
すぐに老人ホーム側と連絡をとり事実確認を急ぎました。
判明したことは、ご家族様が介護保険制度の使い方の仕組みを理解していないが為に誤解が生じていたことが分かりました。
この仕事を何年もしていると感じることが、ご家族様は老人ホームの種類の違い、退去をしないといけなくなる時、介護保険の使い方の違いなどを分からないまま入居をするところに危険性を感じます。
だから、サービスの有無を明確にし、料金の内容も要介護度が5になっても支払える費用なのかを検討することをお勧めいたします。
- by 看舎桂太