
2019.03.13
子どもの勇気ある行動をきちんと言葉で伝えた瞬間
先日、歯医者さんに行った時の話。
診察待ちをしていた時に、治療を終えたとある患者さんが待合室に出てきました。
歯医者の受付の方「お支払いまでに時間があるのでおかけになってお待ちください」
治療を終えたとある患者「ありがとうございます」
待合室は受付の方が声をかける位、大人一人は座れるスペースはもちろんありました。
そこで、僕の前に座っていた恐らく小学3年〜4年生位の女の子がこのやりとりを見て、添付している写真のように近くにあった椅子を無言で並べました。
椅子は当初、2つに重なっていました。
僕は本を読みながら待っていましたが、女の子の行動が治療を終えたとある患者さんに対する気づかいできっと“座りにくのかな〜”とか“どうぞ座ってください!”と思って行動にでたと思い、こういう大切なことは他人の子どもでも大人でもできない勇気ある行動を、今後の子供のためにも褒めてあげたい!評価してあげたい!!と思い褒めました。
看舎「あの人の為に椅子を出したの?」
小学生の女の子は無言で照れ臭そうに「うん」と頷きました。
看舎「偉いな!大人になったら必ずそういう気持ちが大切になるから自信を持ちや!おっちゃんにはできなかった!偉い!!」と褒めました。
両親が不在の子どもは自らの行動で動きました。
子供からすると とても勇気がいる行動だったに間違いありません。
子供からすると恥ずかしかったに間違いありません。
何気ないけど、褒めてあげることがこの女の子の為だと思い待合室で我慢できず声をかけました。
僕は日本を変えることはできないけど、自分の周辺の環境くらいは変えることができる!
僕の子供にも、伝えたい出来事でした。
ホッとする瞬間でした。
2019年3月13日
株式会社老人ホーム紹介センター
看舎桂太