
2019.03.11
老人ホームに入居する時期が一番難しい
僕のお婆ちゃんが高齢者鬱の傾向にあります。
昨年、パートナーであるお爺ちゃんを亡くしてから、「早くお爺ちゃんのそばに行きたい」とか「迷惑がかからない様に死にたい」と発言があったり、仕事で近くに寄った際に15分だけでも会いに行くとたった15分の僕との短時間でも泣いたり、ほぼ毎回会うたびに泣く。
二週間に一回の電話でもほぼ必ず泣く状況です。
もちろん全てにおいて後悔したくない気持ちがある自分はあらゆるサービスや気遣いをして後悔しない様に行動しておりますが、きっと僕が一緒に住んであげて夜だけでも安心させてあげても気持ちは治らないと思います。
仕事柄、老人ホームの魅力、良さを知っているのでお婆ちゃんに勧めていますが、昔から気遣いが凄い人なので疲れるから嫌だと思い腰をあげてくれません。
「お爺ちゃんが建ててくれた家だからもう少し感謝して住みたい」とのこと。
僕のお婆ちゃんに限らず、いつも感じることは高齢者は本当に澄んだ心を持っている。
お婆ちゃんの孫として生まれて、介護関連に携わる仕事をしている以上、最適なサポートをしてあげたい。
お客様でも同じことを言えますが、老人ホームを探すよりも老人ホームを決断する方が難しいです。
2019年3月10日
株式会社老人ホーム紹介センター
看舎桂太