
2019.01.26
また一人引っ越し作業中に転倒して…
過去のブログでも書いたことがありますが、また一人同じ様な経験をしてしまいました。
お元気なご夫婦で1月30日の入居を直前にして、引っ越し作業中に転倒して入院し、入居日が延期になるという話です。
過去のブログでも書いた様に、一年に二度ほどこの様な状況に遭遇します。
今回のお客様も過去の経験を活かして「梱包、荷造り、家財処分を全て対応してくれる引っ越し業者を紹介しますよ!」とお話しをさせて頂いた上でご紹介させていただきました。
引っ越し業者がご本人に説明したところ、「自分の荷物くらいは自分で整理をさせて欲しい」との要望があり、ダンボールを渡したとのことでした。
僕はこの時点でご本人のお身体を拝見してる限り、ケアマネージャーさんに「過去の経験上、引っ越し作業中に怪我をしなければ良いんですが…」と説明していた通り怪我をしてしまいました。
僕の行動が最適だったかどうかは不明ですが、きちんと説明はさせていただきました。
ここで介護の難しいところは、ご本人の尊厳を無視してでも、引っ越し作業を危ないからと言って全てこちら側が対応することが正解なのか?
ご本人の意思を大切にして、ご本人に任せてあげることが最適なのか?
ここが僕にはまだ正解が分からないところです。
なぜならご本人の尊厳もある程度、優先すべきだからです。
いつか自分の中で明確な回答を持つときは必ずくるはずです!
もう少し高齢者と触れ合い、学んでいきたいと思います。
2019年1月26日
老人ホームコンシェルジュ
看舎桂太