
2018.09.13
昨晩のAppleのプレゼンで感じたこと
亡きスティーブ・ジョブズの後継者ティム・クック社長のプレゼンに興味があり、昨日のApple新作発表会プレゼンを拝見していました。
素人の私が感じたことは、ジョブズとは対照的な考え方であることが打ち出された内容でした。
ジョブズは製品づくりと同様、プレゼンにおいても「シンプルであること」に情熱を注いでいました。
今回のティム・クック社長はシンプルではなかったと感じました。
登場の仕方もいきなりi phoneを握りしめて登場。
ジョブズなら封筒にi padを入れて、封筒に入る薄さを開発した!と表現したり、ホームページ1つにしても全く異なる内容です。
シンプルさへのこだわりが象徴的に表れているのは「スライド」です。
ジョブズのスライドなら「1ビジュアル」「1メッセージ」が基本。
私たちがよく目にする、小さい文字がぎっしりと詰まったスライドとは対照的です。
ジョブズはしゃべりも徹底的にシンプル。
伝えるべき本質を「短く」「具体的に」伝えます。
プレゼンの構成も極めてシンプル。
現状の問題点を指摘し、解決策を提示する。基本はそれです。
ティム・クック社長は対照的で文字量が多く伝えたいことがまとまっていない感が否めないです。
新作のi phoneXSのホームページなどでもご覧のようにメッセージが多いです。
ジョブズのプレゼン、話し方をもっと勉強したかったな…。
ジョブズに近い話し方をするのは孫正義さんなので、今後も新しい発表会などがあれば勉強していきたいと思います。
業界は違いますが、私たちがお客様に対する老人ホーム提案時、自社ホームページやデザイン選定の際に必ず活かせる日がくると思って、そういう視点で物事をみていると日々勉強になるのでおすすめです。
2018年9月13日
株式会社老人ホーム紹介センター
看舎桂太